地震すげかった。
なげっつの。
余震やべっつの。
私は保育園の建物の心配をしました。
閣下は作成中ファイルの保存をしました。
自分ができることをするらしいです。
どうか大地震への序章でありませんように。
なんとなくこの大変な日々の1ページをメモって置こうかと。
忘れてしまいそうなんで。忘れたいけど。
後々恩着せがましく大変だったアピールするイヤな親になりたい。
保育園に迎えにいってから寝るまでのお話。長。
退園ですよー。
アカリはなんでか気に入られてるお姉ちゃんに。
コートを着せてもらってカバンしょわせてもらって靴履かせてもらって・・・。
姫か!!!
タイガは玄関でコレクションケースに入ったアンパンマン達に夢中ですよ。
挨拶もなにもすっかり忘れてますよ。
まだ帰らない?ふーん見ていきますか。
え?アカリさん?帰りたい?ふーん。帰るそうですよタイガさん。
え?帰らない?え?帰る?二人で意見をまとめてください。
アカリと外で待ってたら、タイガが先生に強制退場させられてきましたよ。
玄関にへばりついてまだみてますよ。
こりゃダメだ・・夜の部スタート時からもうだめだ。
あー。やっぱり。
アカリさんカバンが重くて泣きますか。降ろしますか?
え。それだともっと泣くんですか?
後ろからカバンをそっとばれないように持ち上げればOKですか。
そうですか・・・。
最近お目見えになった石畳のアンパンマンを踏みまくってからですか帰るのは。
そうですか・・・。
今日は園の前に車停められましたよ!近いですよ!
階段のほうに行きたいんですか?そちらには送迎車ないですよー。
園庭を5往復ですか・・・。
車乗るときにはリュック降ろしますよ。降ろさないと乗れないじゃないですか!!
なんでそんな世界の終わりってぐらい泣くんですか・・・アカリさん。
『今日は何して遊んだの?』
話変えてもだめですか・・・じゃ、泣いててください。
家帰るとすぐ食料を要求されます。
コート脱いで手洗いして席についてください。
パンとか与えます。
それをお召し上がりになられている間に。
ご飯準備(温めて盛る)して出します。
この上なく果てしなく大人の想像を遙かに超えて。
体と顔と手とテーブルと床をしっちゃかめっちゃかになさいます。
でも別に。
こんなのは。
3日で悟りを開きましたよ。私は。悟りの境地ってやつです。
拭かせていただきますよ。
拾わせていただきますよ。
ええ。テーブルに落ちたものぐらいはいただきますよ。
へいこら&精神修行に耐え抜いて。
デザートですよ。今の季節はりんごかみかんですよ。
りんごしかなかったのでりんごですよ。
この辺で二人ともモヨオされますよ。
りんご両手に持ったままオムツ交換ですよ。
りんごの争奪戦は熾烈を極めますよ。
皿ごと手放そうとしないタイガvs隙あらば全部キープしてかじろうとするアカリ
ここでオフロ貯水開始ですよ。
ざっと浴槽を洗って、『栓する人ー?』
栓する権利を奪い合い面倒なので2回繰り返して、
ためるボタンON
アカリさんが押したのは通話ボタンです。
りんご飽きたころに『みかんジェリー食べるー』言いましたよ。
そんなものは購入してません。
『ないよ』と返しましたよ。
『あーるーまーすー』と冷蔵庫まで連れて行かれましたよ。
冷蔵庫開けたら、ありやがりましたよ・・・orz
『ほらーあったでしょー?』
”ほらー”っていつ覚えられました?
使い方あってますよ。
『一緒にたべようねー』『じゅんばんこね』『タイガからね』
食べ終わってご馳走様して。
遊びはじめましたよ。
お風呂あがりの準備をしますよ。
バスタオルと肌着とオムツは脱衣所へ。パジャマ他はリビングへ。
二人からアレやれコレやれと激しいリクエストですよ。
ええ、ええ。
一人で頑張ったけど無理で泣き始めたのでしたらお手伝いさせていただきますよ。
登ったはいいが降りられない・・・ジャングルジムからおろして欲しい。
・・・ハイハイ。
1回落ちて死にそうになってるし、もー登らないでちょうだい。
鉄橋と線路の2つしかないカプセルプラレールで延々トーマスごっこ・・・線路繋いで欲しい。
・・・ハイハイ。
6cmの線路の上を延々走らされるトーマスが不憫になってきました。
ブロック出すの?あ、そう?
あ、アカリはケースに入るの?あ、そう?
あれ?
タイガはケースにブロック入れるの?あ、そう?
あら、アカリはそれを出すの?あ、そう・・・
二人で遊んでる姿には癒されるなーなんてのは1分ぐらいの出来事で。
あっという間に内戦勃発ですよ。
素手での戦いは見守りましょう。
兄妹でケンカの練習できていいわね~。
力加減を学びなさい。是非。
え。それ、分厚い絵本だよ?え。それ、硬そうなマジックハンドだよ?
ハイハイハイハイーそこまでー。
それで叩いたら死ぬかケガかなのでストーーーップ。
一応説明しますよ。ええ。理由なく怒ってはいけないらしいです。
『アカリは入りたかったのね。タイガはしまいたかったのね。
でもモノを使って叩いてはダメですよー。分かりましたか?』
アカリが『はーい』
『じゃ、ごめんなさいしてください。』
アカリ『ごめしゃーペコリ』
アカリが条件反射であまりにもあっさりごめんなさいするのでつられてタイガもごめんなさい。
どちらも心からの反省は一切うかがえません。
うわわわわわ。
ちょっとお母さんはオフロに入りますよ。
少し待っててくださいね。
テレビでDVDかけてくので見ててねー。
泡泡としてると二人が様子を見に来て・・・
アカリがばーーーとかするので、
『ちょっとまってねー。寒いから閉めてー。』で閉めて。
あけてバー。キャハハ。
5回繰り返す。
タイガも同じことをしたくなってやるのですが。
お母さんはもう寒いですよ・・・。
ドアを足で押さえてみました。
あかなくなったドアに半狂乱ですよ。
泣いて入ると言い出しましたよ。
泡の私に突進ですよ。
もーダメです。入ってください。
アカリもすぐにやってきて入ると言い出しましたよ。
脱ごうとまでしてます。
ハイハイハイハイ。
もー私はなんだかどこまで洗ってたのか記憶喪失気味です・・・。
さてー洗いますよー。どちらから??
『アカリカラー』
いやなことはアカリからですね。
アカリウォッシュ。イン。
タイガウォッシュ。イン。
お母さん顔洗っていいですか?無問題ですか?
アワアワ~・・・シャワーで顔流そうとするとピタ。
・・・水飲むのね。
泡流させてください。飲むの今?今じゃないとダメ?
ダメなんですね・・・ハイハイ飲んでください。
思う存分飲んでください。
え。え。え。アカリさん?あがるんですか?
いや、一人で浴槽よじ登ろうとするのやめてくれませんか?
ちょ。ちょっと待ってください。顔流させてください。
泣きますか!泣くほど今あがりたいですか!!
とりあえず泣いててください。
通報されない程度に抑えてもらえると助かります。
さてーあがりますかー。
シャワーで流しますよー。
脱衣所でストップしてください。
拭きますよー。拭かせていただきますよー。
ま!まだですよ!!オムツしてくださーーーーーい!!
ま!まだですよ!!!肌着きてくださーーーーーーーい!!!
逃げながら着させるのやめて・・・
おかあさんオフロから出られないの・・・
腕とか変なほうにねじったら攣りそう。
orz
疲れた・・・。
後ろでタイガがあいうえお表を一人で唱えてた・・・。
褒めねば!ここで褒めなければ!!
『タイガこれ言えたねー。』『あんぱんまんね』
ちがう・・・・。
タイガあがりますかー?
『まぁだだよ』
・・・そう・・・。
あがってアカリにパジャマ着せるかなー。
いや、でもタイガも目がとろーんとしてる。
あ、あくび・・・。
あがりましょと誘うこと7回。
アカリが迎えに来て、ようやくあがりましたよ。
タイガはさすがバージョン2。
それほど全力で逃げずに肌着まで着てくれます。
さーて。私もあがりますか・・・
1日の疲れにとどめを刺すお風呂はいつになったらリラックス空間になるんでしょう。
でも。大仕事は終わった。終わったぞ今日もケガ人は出なかったぞ。
あがって、パジャマをきて、お茶を飲んで最終ラウンド開始。
パジャマ着るよーって言ってもぜんぜんきやしませんよ、もちろん。
就寝前に駆け引きありの鬼ごっこ開始です。
私が隠れたり面白いことをして引き寄せられるか・・・
どうにもならずに完全な追いかけっこになるか・・・
いちいち声もかけますよ。脳のために。
あほみたいでもいいんです。脳のためです。
『レッグウォーマーはくよー。右ねー。左ねー。くしゅくしゅして、はい、あんよ通して~』
『はい、今度ズボンだよー。右足入れてねー。こっちに左足ねー。あんよおいでおいでー。』
『あんよ見えたらたっちしてねー。よいしょよいしょ。はい、つぎ上着るよー』
再度脱走。
捕まえて上も着せて。
を二人分。
『歯磨くよーお茶飲んでー』
『どっちからー?』『あかりからー』
ゴロンさせて、歯磨きー。
下の歯は比較的おとなしく磨かれてくださいますが。
上の歯は断固拒否です。
あの手この手で逃れようとするので、拘束プレーです。
泣きますが、抵抗泣きはさほど凄くないので大丈夫です。
歯磨きに没頭していれば、気になりません。
コレを二人分。
寝るよー。と電気OFF、テレビOFF。
部屋移動です。
布団を敷きます。
寝る前の恒例絵本タイムです。
しかし1歳半と2歳半全く読むものが異なります。
ほんの3ヶ月前までは同じ絵本を楽しそうに読んでいたのに・・・。
タイガは電車か恐竜の本をリクエスト。
アカリはガラゴリクエスト。
私一人ですから!!口パーツは一つですから!!
とりあえずアカリに読んでいると・・・タイガが猛烈に質問してきます。
聖徳太子になった気分でガラゴを読みながら、回答します。
『えー!そうなの?!とんだのー。たべられたのー。』
タイガは適当にあしらわれていることに気がつき・・・目が合うまで名前を呼びます。
『おかあさん!おかあさん!おかあさん!!』
聖徳太子になりきれず、うすうす集中していないことに感づかれアカリに非難されます。
『ぎゃーーーーー』
そして、タイガがアカリの本を『おーしまい』といって閉じてしまいます。
アカリ泣きながら猛抗議です。
『アカリもうちょっと読みたいんだって、アカリが読み終わったらタイガの読もう?』
打開策です。
ガラゴを読み終わって、タイガと本を読んでいると・・・
アカリがおーしまいと言わんばかりに本に乗っかってきます・・・。
時代は繰り返すのです。
そんなグダグダな疲れるやり取りを15分から30分。
以上?
私は突然何かに気がつくのです。
『あれ?今なんか音しなかった?』
タ・ア『・・・・・・・?』
『え!怖い!鬼さんじゃない?!』
二人とも超焦って完全な狸寝入り開始です。
『え。もうそこにいるのかなー。見つからないように電気消すね。早く早くー!寝よ寝よ!』
と電気OFF。
無言のまま寝る位置確保に余念がありません。
そして本日最後のバトルゴングはなるのです。
どちらかがギゃーと泣きます。
二人を移動させて・・・要望を聞き入れます。
枕がない。布団が無い。ここは私の場所じゃない。手を繋ごう。足で誰かを蹴っていたい。床で寝たい。
タイガがおもむろに『つめいたい。足のつめ、いたい。』と訴えます。
爪切りを取りに行くと二人ともついてきます。
電気をつけて復活してしまわないように今回は懐中電灯でトライ。
で、爪を切って・・・ちょっと影絵をしてしまったら。
テンションMAX・・・大失敗。
しばらく影絵をして、再び鬼登場で幕を閉じ、少しタイガの1日の総復習のお話に付き合って・・・。
調子に乗ってこちらから歌を歌ったり質問すると『うっさい。おかあさん、うっさい』
『・・・すみません』
私も耐えられずに寝てしまうころ、二人も就寝。
起き出せたら、音を出さないように本を読むかネット。
閣下帰宅後、夕飯の片付けと次の日の保育園の準備。
彼らが寝るまでのたった3時間ほどの出来事なんですがね・・・。
ものすごいクタクタになるんですよ。
年のせいなのか育児にむかないのか。
働いて帰って子供の笑顔を見ると疲れなんて吹き飛ぶわ!とか。
何をしてもこの子達は天使のように愛くるしいわ!!
なんて木っ端微塵のミジンコほども思いませんが。
こんな毎日をそれなりーに過ごしている私は幾分かはこの子達を愛しているからこそ頑張れているんじゃないかと・・・。
思いたいです。
ていうか読んだ人は偉い。今度会ったら100円あげる。w